こんにちは ふくです。
福岡では、「びな(ビナ)」、「みな」や「びーな」、「二ナ」・「しったか」と呼んでいる巻貝は、食べだすと止められないクセものなんですね。(ニシガイも独特の癖があって好きです) ついつい手が伸びますww
海で採ってきたら、結構砂をかんでいるので、砂抜きします。(砂抜き⇒参照 )
流水で擦りながらよく洗ったびなを鍋に入れて、水をひたひたに張って下茹でします。 この時に大根おろしか重層(炭酸)を加えて最初は弱火で温めて行きます。 ※弱火で加熱することで、貝の身が中へ縮み込みにくくなり、食べる時に苦労しません!
因みに、塩茹ででそのまま楽しまれる方は、ココで塩を加えて茹でます。 鍋の中がお風呂の温度になったら、強火にして炊いて下さい。 沸騰してきたら、ざるに上げて、流水で貝蓋あたりの汚れを洗い流します。 ※塩茹を楽しまれる方は、洗わずにそのまま食べてOKですよ(大根おろしは無い方が良い)^^
洗ったびなを鍋に戻して、麺つゆより濃い目にあたり(味付け)をとって、鷹の爪、生姜を加えてひと煮立ちしたら出来上がり!! (お店では生姜をよく使うので、剥いた皮をとっています。その皮を今回の様な料理に使います。)
さあ~食べましょう^^
・・・と、ここで身をほじって食べるのですが、爪楊枝では先が直ぐに消耗するので、ゼムクリップを使います。
右利きの場合は左手でびなの口が見えるように持ちます。 ゼムクリップの先を伸ばして、右手で持ち、びなの口にクリップを差し込んだら、左手を時計回りにクルクルと回すと綺麗に身が取り出せます^^
ってか、こんな説明無くても、飲兵衛なら適当に食べていますよね!
余談ですが、「カワニナ」や「ゴヒナ」と呼ばれる、淡水で採れる巻貝を食べる時は、貝の先端に五円硬貨を入れて、ポキっと折った後、貝の口側から吸いこんで下さい。 スルッと、口の中に入ってきますから。。。
あ~ビールが飲みたいな~