この夏は鶏づくしでバテ防止! 2013年 夏
こんにちは、ふくです。
桜鯛コースはおかげさまで大好評を頂き、真にありがとうございました。
さて、話は3月になりますが、家族旅行でソウルに行った時のことです。“そんなに鶏が好きなら、東大門のタッカンマリ横丁に、ぜひ行ってみて!”とヨダレが出る情報を得て、早速行きました。
タッカンマリとは鶏一羽という意味で、この界隈は名の通り鶏一羽丸ごと煮込んだ鍋料理の専門店が連なります。時間をかけてじっくり煮込んだ鶏を、骨ごとハサミでチョキチョキ切り分けて、コラーゲンたっぷりの濃厚なスープといただくと、大変美味です。
薬膳の蔘鷄湯(サムゲタン)とは、似ているけど豪快さはその比ではありません。(サムゲタンも当然好きですが^^)
気が付けば、僕らは一気に鶏鍋をむさぼっていました(笑)
・・・どうしても、あの鍋(タッカンマリ)を再現して、是非皆さまに食べて欲しいと、色々な鶏を取り寄せて試食しました。
う~ん、やっぱり佐賀の赤どりかな~
折角なら、本場の鍋も揃えようと検索すると、意外に沢山の方が探しているけど、国内ではなかなか無いようです。それならと、5月に釜山まで鍋を調達に行きました。
ところが、釜山ではあまり知られていなくて、東大門周辺の独自の料理という事です。かなり探し回り、金物屋の女将さんが「コレハ、モシカシテ!?」と鍋!?らしき物体を出してくれました。
『おーっ! これは!!』
クスッとしましたが、とりあえず鍋!?(笑)をゲット! その正体とは・・・
ついでにハサミもGET!
長くなりましたが、タッカンマリをこの夏のキャンペーンにします^^
タデギという専用の薬味で辛くして、ビールのおつまみにも最高ですよ。
1970年代、まだ東大門に高速バスターミナルがあった頃、地方に行く人、地方から帰って来る人のために、手早く空腹を満たせる料理として誕生したとされる。高速バスターミナルは1977年に江南へと移転したが、タッカンマリの専門店はそのまま残り、現在の鍾路5街から6街にかけて名物通りが形成されることになった。
ところで、皆さまは毎年この時期恒例の【鶏三昧食べ尽くし】を覚えていますか? 昨年は同じお客様が期間中に7回も召し上がって頂いたほど大人気コースです。先日何人かのお客様から”また今年もやってよ!”と言われたので、この夏は《鶏づくしでバテ防止》と称して【タッカンマリ】と【鶏三昧食べ尽くし】の二本立て企画にします。 尚、どちらとも食べ方や食材が違うため、ご予約にて承ります。※今回タッカンマリに使用する佐賀赤どりは希少なため入荷に時間がかかります タッカンマリ1人前(鶏1/2)は大人2人分が目安です。暑くなりそうなこの夏、バテ防止のため、コラーゲンたっぷりでヘルシーな独楽の鶏づくしを、是非ご賞味ください。